バカラのプレーヤー・バンカーの3枚目ヒットorスタンドの基準
意外とマスターしている人が少ないバカラのプレーヤーとバンカーのヒットorスタンドの基準。つまり3枚目を引くのかどうかですね。
バカラはゲームの性質上ルールを覚えることなく、ゲームに参加できます。そしてそこに上級者初級者の優劣はありません。よって純粋にギャンブルを楽しめると多くのカジノプレーヤーに人気です。
ただバカラを楽しもうと思ったら、細かいルールも知っておく必要があります。自分が賭けた側のハンドが3枚目を引くのかどうか、知っておかないと2枚目をめくる楽しさは半減するでしょう。
例えば
上記のようなハンドができたとします。プレーヤーは4、バンカーは3です。まずこの段階でどちらに賭けていたとしても次にヒットするのかスタンドするのか分からなければ、いちいちディーラーのアクションを待たなければいけません。
バンカーだったら2枚目を絞って「A引いて合計3だ!このままだと負けだけどヒットできるのか?」
なんて考えてたら、絞りも楽しくないでしょう。それよりも
「プレーヤー4で、俺が賭けたバンカーが3だ!プレーヤーはヒットで3枚目で8を引いたらその時点で勝ち。それ以外を引いてもヒットできるぞ」
と瞬時に分かったほうが面白いに決まってます。
そこで当ページでは、まずヒットorスタンドの基準を解説し、実践的な判断方法も解説します。さっそく解説しましょう。
ちなみにバカラが全く分からない方は以下のページから学習してください。
動画解説
プレーヤーの基準
プレーヤーの基準は単純です。ハンドが5以下ならヒット、6以上ならスタンドです。
バンカーの基準(プレーヤースタンド時)
バンカーの基準は第一にプレーヤーがヒットしたかスタンドかで変化します。そしてプレーヤーがスタンドしたならば、バンカーの基準はプレーヤーと同様になります。つまりハンドが5以下ならヒット、6以上ならスタンドということです。
バンカーの基準(プレーヤーヒット時)
プレーヤーがヒットして3枚目を引いたとき、バンカーの基準は少々複雑になります。プレーヤーが3枚目に引いてきたカードとバンカー2枚のハンドの両方を加味してヒットするかどうか決定されます。
ちなみにバンカーハンドの8と9が表から除かれているのは8,9の場合ナチュラルで3枚目を引くことはないからです。
バンカー2枚の合計 | プレーヤー3枚目 | |||||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | |
0 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H |
1 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H |
2 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H |
3 | H | H | H | H | H | H | H | S | H | H |
4 | S | H | H | H | H | H | H | S | S | S |
5 | S | S | S | H | H | H | H | S | S | S |
6 | S | S | S | S | S | H | H | S | S | S |
7 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
H=ヒット(バンカーは3枚目を引く)/S=スタンド(バンカーは2枚でハンド決定)
図の見方を例とともに見ていきましょう。
(プレーヤー)VS (バンカー)
プレーヤーは1+4=5
バンカーは5+1=6
プレーヤーのハンドは5。プレーヤーは5以下はヒットしますから、5の時はヒットで3枚目を引きます。その後
プレーヤーは7を3枚目に引いてきました。これで1+4+7=12 つまりハンド合計は2です。
さてバンカーの行動を決定しましょう。バンカーは①まずプレーヤーがヒットかスタンドしたかで枠組みがきまります。スタンドした場合、バンカーの基準はプレーヤーと同様になります。
ここではプレーヤーはヒットしています。そのためバンカーはプレーヤーとは違った基準でヒットするかどうかを判断します。(上図の表)
ではバンカーの表を見てみましょう。今回はプレーヤーの3枚目が7で、バンカーのハンドが6です。
よってバンカーはヒットになり3枚目を引くことになります。
バンカー3以下の場合
まずバンカーのハンドが2以下の場合は必ずヒットです。また3の時も原則ヒットですが、プレーヤーの3枚目が8の時のみスタンドになります。
バンカー3以下は基本ヒット(例外が一つあり)と覚えていいでしょう。
バンカー7の時
またハンド7の時はすべてスタンド。ハンド3以下はヒット、7の時はスタンドです。
上記を頭にいれてそれ以外を次に見ていきます。
バンカー4以上でプレーヤー3枚目8以上の時
バンカーのハンド4以上の場合、プレーヤー3枚目が8以上は必ずスタンドです。
バンカー4以上(7未満)、プレーヤー3枚目6・7の時
逆にプレーヤー3枚目が6,7の時は必ずヒット。
その次に細かく見ていきます。
バンカー4の時
バンカーハンド4の時→プレーヤー3枚目2~7の時ヒット
バンカー5の時
バンカーハンド5の時→プレーヤー3枚目4~7の時ヒット
バンカー6の時
バンカーハンド6の時→プレーヤー3枚目6~7の時ヒット
この順で覚えていきましょう。以下の表で覚えるのが実践的です。
バンカーハンド | バンカーがヒットするプレーヤー3枚目 | 図 |
3以下 | 基本ヒット(例外B3でP3枚目8) | |
4 | 2~7 | |
5 | 4~7 | |
6 | 6・7 | |
7 | すべてスタンド |
プレーヤーがヒットした時のバンカー行動まとめ
バンカーの行動を覚えるとき以下の順序で頭に入れていくと実践的に覚えられます。実際本番でもこのような順番で思い出しておくとスムーズに判断できます。というよりスムーズに判断できるように作っております。
プレーヤーがヒットしたかどうか?
バンカーのハンドが3以下か?→原則ヒット(プレーヤー3枚目8の場合はスタンド) バンカーのハンドが7か?→7ならすべてスタンド バンカーのハンドが4~6の時、プレーヤー3枚目が8以上か?→8以上ですべてスタンド バンカーハンドが4~6の時、プレーヤー3枚目が6か7か?→YESならすべてヒット バンカーハンド4の時→2~7でヒット バンカーハンド5の時→4~7でヒット バンカーハンド6の時→6・7でヒット |
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