カジノホールデム(Casino Holdem)のルールと基本戦略
カジノホールデム(Casino Holdem)は対人ゲームとして世界で人気のテキサスホールデムをディーラー対プレーヤという図式でプレイできるようにアレンジしたゲームです。
通常のテキサスホールデムではプレーヤー同士で競いますが、カジノホールデムはディーラーに対してプレイする点で大きく異なります。プレーヤーへの理論的なペイアウトは最適手順でアンティベット97.84%、ボーナスベットで93.74%です。
カジノでは、初心者にはなかなか手を出しづらいテキサスホールデムに変わって、お手軽にホールデムポーカーを楽しめると人気ゲームになりました。このページではそんなカジノホールデムポーカーのルールと簡単な戦略を紹介します!
・ディーラーが4のワンペア以下の場合、アンティのみ配当 ・ボーナスベットは最初の5枚で判定(プレーヤーの2枚とフロップの3枚) ・ボーナスベットは別個のベットなのでフォールドしても有効 ・コールベットはアンティの2倍 |
基本知識
カジノホールデムは(Casino Holdem)通常52枚の1デッキ(ジョーカーを除く)で行い、1ゲームが終わったらシャッフルされます。
プレーヤーに配られた2枚のカードとコミュニティーカード5枚の計7枚のカードを使って5枚のポーカーのハンドを作り、その強弱でディーラーと競います。
プレーヤーに配られる2枚のカードは同テーブルについたすべてのプレーヤーと共有されます。(つまり個々のプレーヤーにカードを配らないということ)
またコミュニティーカードはプレーヤーとディーラーで共有されます。
上図の例だとプレーヤーはAと6のツーペアで、ディーラーはAのペアなのでプレーヤーの勝ちです。
動画解説
ゲームの流れ
これから一からカジノホールデムのやり方を説明しますので、一つ一つマスターしてください。役や勝敗の判定については、後述しますのでそちらを参考ください。
アンティベットを置く
アンティは参加費という意味合いもあるので、ゲームに参加するならば必ずベットしなければいけません。アンティは基本的に1:1(2倍)の配当ですが、フラッシュ以上のハンドができると割り増し配当があります。
例えばロイヤルフラッシュが最終的にできたならアンティベットの100倍もの配当を得ることができます。
アンティベットは必須 配当1:1(2倍) 最終的なハンドがフラッシュ以上で割増配当あり |
コールorフォールドの選択
アンティをベットして、コミュニティカード3枚が配られた時点でプレーヤーに選択が求められます。コールかフォールドの選択です。
フォールドはその時点でアンティベットを捨てて勝負を降りることです。(ただしフォールドしたとしてもボーナスベットの勝敗とは関係ありません)
もし勝負に進むならばコールです。コールベットはアンティベットの2倍の金額をベットしなければいけません。最終的なハンド勝負に持ち込むにはアンティに賭けるベット額の3倍の金額が最低必要だということです。
フォールド=降りること(アンティ没収) コール=勝負に進む(コールベットがアンティの2倍必要) コールベット配当1:1(2倍) |
コミュニティーカードに3枚配られハンドが決定
コールを選択したら、ディーラーが残りの2枚のカードをコミュニティーに配ります。その後、ディーラーの2枚のカードがオープンされます。
この時点でプレーヤーのハンドとディーラーのハンドが決定します。上図の例ではプレーヤーがツーペア、ディーラーがワンペアですのでプレーヤーの勝ちです。
ノットクオリファイの判定
ディーラーのハンドが4のペア以上の場合、勝負を行う資格を得る(クオリファイ)ことができます。4のペア未満のハンドの場合、ディーラーは勝負の資格を喪失します。(ノットクオリファイ)
ノットクオリファイの場合、アンティベットには役に応じた配当が行われますが、コールベットはそのまま戻されます。
注意点としてディーラーが3のワンペアで、プレーヤーが役無しの場合でもノットクオリファイでアンティに配当があります。
ディーラーが4ペア未満の場合、アンティにのみハンドに応じた配当 |
ディーラーのハンドと優劣で勝敗が決定
ディーラーがクオリファイ(4のペア以上)の場合、プレーヤーとディーラーのハンド勝負になります。
ハンドの優劣は以下の順で決定されます。
- 最適な5枚でハンドを作る
- 役の強弱
- 役で使われているカードの強弱
- ハンド内で役に使われていないカードの強弱
詳細は後述する「ハンドの判定」を参考にしてください。上の例ではプレーヤーディーラーともQ・J・10・9・8のストレートで同店です。そのためハンドで使われていないカードで判定します。
そうするとプレーヤー6<ディーラー8となるためディーラーの勝ちになります。
ボーナスベットを置く
ボーナスベットに賭けるときはボーナスベットの枠にチップを置きます。ボーナスベットはアンティにベットを置かなければ賭けることができません。
アンティベットとは別個の賭けになり、勝敗も別に決まります。テーブルのベット制限内で賭ける必要がりますが、次にみるコールベットのように額の決まりはありません。
プレーヤーに配られたカード2枚とコミュニティカードの最初の3枚でツーペア以上の役ができていたら配当があります。
ボーナスベットはこのように最初の5枚(自ハンド2枚+コミュニティカード3枚)でAのペア以上を作る必要があります。上図では7のスリーオブアカインドができていますのでボーナスベットに配当があります。
ボーナスベットの配当はハンドによって異なりますので、後述の表を確認してください。
ボーナスベットはアンティと別個独立の賭け 最初の5枚の時点でAのペア以上できていれば配当 |
ハンドと配当
ハンドの強弱は以下の通りです。またアンティベットとボーナスベットはハンドによって配当が異なりますので注意してください。
また同役の場合、まず役として使われているカードの強弱、それからそれ以外のカードの強弱で決定します。
ハンド例 | ハンド強い順 | アンティ | ボーナス |
ロイヤルフラッシュ | 100:1 | 100:1 | |
ストレートフラッシュ | 20:1 | 50:1 | |
フォー・オブ・ア・カインド | 10:1 | 40:1 | |
フルハウス | 3:1 | 30:1 | |
フラッシュ | 2:1 | 20:1 | |
ストレート | 1:1 | 7:1 | |
スリー・オブ・ア・カインド | 1:1 | 7:1 | |
ツーペア | 1:1 | 7:1 | |
ワンペア | 1:1 | Aペア7:1 他は没収 |
|
ハイカード | 1:1 | 没収 |
ハンドの判定
ハンドの優劣は以下の順で決定されます。
- 最適な5枚でハンドを作る
- 役の強弱
- 役で使われているカードの強弱
- ハンド内で役に使われていないカードの強弱
7枚のカードのうち一番強い5枚のカードでハンドを作ります。その後プレーヤーとディーラーでハンドの強さを比べて勝敗を付けますが、同役の場合、カードの強さで判定します。
カードの強さはA>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2の順です。
スーツは強さに関係ありません。(ダイヤ・クローバー・ハート・スペード)
まずは役で使われているカードの強弱、それで同点だったら5枚のカードのうち、役で使われないカードの強弱できめます。
まず役に使われているカードの強さで比べる(同点の場合)
フルハウスの場合、まずはスリーオブアカインド(QQQ)のカードの強さを比べ、同点の場合、さらにペア(77)の強さを比べます。
次に役で使われてないカードの強さを比べる(同点の場合)
ツーペアの場合は大きいほうのペア(QQ)を比べ、同点の場合さらに小さいほうのペア(77)を比べます。それでも同じな場合は残りの一枚のカード(8)の大きさを比べます。
それでも同点の場合は引き分けです。5枚のハンド以外のカードでは比較しませんので注意してください。
応用問題
次のハンドですが、どちらが強いでしょうか?コミュニティーカードでツーペアできています。
答えはディーラーです。ハンドでツーペアができているのでもう一枚のカードの強弱で比べます。
K>6
でKの勝ちでディーラーの勝ちです。もしかしてプレーヤーに6のペアができているのでプレーヤーの勝ちと思った方もいるかもしれませんが、あくまで7枚の中から5枚を抜き出して、その5枚でハンドを比べます。
カジノホールデムの基本戦略
カジノホールデムでコールとホールドの選択に関する基本的な戦略を紹介しましょう。明確な基準を決めるのは難しいですが、大まかに有利不利をとらえておけば効率的にコールとホールドの選択ができると思います。
前提1 ハンド確率を理解する
以下の表は7枚のカードでできる役の確率です。
ロイヤルフラッシュ | 0.0031% |
ストレートフラッシュ | 0.0311% |
フォー・オブ・ア・カインド | 0.168% |
フルハウス | 2.60% |
フラッシュ | 3.03% |
ストレート | 4.62% |
スリー・オブ・アカインド | 4.83% |
ツーペア | 23.5% |
ワンペア | 43.8% |
ノーペア | 17.41% |
まず注目すべきところはワンペア以下の確率は61.21%あることです。ツーペア以上は当たり前という日本で普及しているジョーカーありのドローポーカーの感覚を引きずってプレイすると非常にまずいわけです。
さらにいうとディーラーがノットクオリファイ(4のワンペア未満)は役24.15%もあります。つまり何もしなくてもノットクオリファイでアンティ部分が勝利できる確率が24.15%もあるということです。
つまりカジノホールデムでは基本はコールで、例外的にフォールドするという感覚でいるといいかと思います。
前提2 コミュニティーのみで役が出来ているまたは出来そう
コールorフォールドの判定をする際、コミュニティーカードのみで役が出来ているときはそれを除外して考えます。ただし例外があります。コミュニティーカードでストレート候補3枚(両面待ち)があるときとフラッシュ候補3枚あるときです。詳細は後述するので確認してください。
コミュニティーカードのみでストレート3枚
コミュニティーカードのみでストレート3枚でさらにプレーヤーのカードで当該ストレートの完成に貢献するカードを持っていなかった時、プレーヤーにとってマイナスのシグナルを示します。ストレートが両面待ち(456のように)の場合、さらに大きなマイナスのシグナルを発します。
とはいえ必ずフォールドすべき状況ではないので他のカードを考慮しながらコールorフォールドの選択を行います。
コミュニティーカードのみでフラッシュ3枚
コミュニティーカードでフラッシュ候補3枚があるときですが、ここは必ずコールです。勝率の点ではマイナスのシグナルが出るのはストレートと変わりませんが、もしフラッシュができて勝利したら、アンティベットに2:1の割増配当があるからです。
役が出来ている場合、コール
コニュニティーカード3枚とプレーヤーカード2枚でワンペア以上の役ができている場合は必ずコールです。7枚中ワンペア以上のハンドができる確率は意外に少ないものです。
ハイカードを持っているか?
コミュニティーカード3枚とプレーヤーカード2枚の中で一番ハイカードがプレーヤーカードの中にあるかどうかも有力な判定基準になります。上図では5枚中一番ハイカードである10を所持しているので、これはプラスのシグナルとして働きます。
ただ必ずコールとはいえません。一番ハイカードを所持していたとしても、それが8や7の場合コールかフォールドは判断が分かれると思います。
ストレート両面3枚か4枚はコール
コミュニティーカード3枚とプレーヤーカード2枚でストレート候補3枚(両面待ち)かストレート候補4枚あるときはコールです。両面待ちとは987のように後10と6が来ればストレートという形です。
ストレート候補が4枚あるときは待ちにかかわらずコールしてください。
フラッシュ3枚はコール
フラッシュ候補3枚あるときはコールです。とくにフラッシュ以上になると割増配当があるためフォールドする選択はありえません。
J(11)以上を持っているか?
プレーヤーカード2枚の中でJ(11)以上を持っているかどうかも重要な判断基準です。ただしAやKならば必ずコールといっていいのですが、QやJの場合、他のカードの状況を見ながら判断するという選択もありです。
もちろん一律にJ(11)以上持っているときはコールと決めてしまってもいいと思います。
最後に実践動画で大勝しました!
コメント
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RTPがプレイテックだと99.18%となっているのですが
この違いはなぜでしょうか?
ルール上の差異はないようで、自分で調べてみたのですが
分からなかったため質問させていただきました。
もしかしてカジノホールデムとテキサスホールデムの違いではないですか?似たようなルールですが、若干テキサスホールデムのほうがペイアウトが高いです。
ゲームの名前はカジノホールデムだったのですが、
もしかしたらそうかもしれません。
ありがとうございます。
こんにちは。はじめまして。
同じゲームでしたら、全てのベット額に対するペイアウトだと99.18%になるという事だと思われます。
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