意外に知らないフレンチタイプルーレットのルール解説【カジノゲーム】
ルーレットは17世紀にフランスで生まれたルーレットですが、当初ゼロの存在はありませんでした。
しかし1842年に最初のゼロが一つルーレットホールに追加されることになりました。この初期のタイプがフレンチタイプルーレットです。
ただゼロの追加はお客に不利に働くため反発も大きかったようです。そこで生まれたルールがアンプリゾン(EnPrison)です。アンプリゾン(EnPrison)を解説する前にアメリカンタイプルーレットとの主な違いを見ていきましょう。
ゼロが一個
ルレンチ | アメリカン |
一番特徴的なものがアメリカンタイプでは0と00があるのに対して、フレンチタイプは0が一つです。アメリカンタイプではカジノの控除率が5.4%になるのに対して、フレンチタイプでは2.7%と低くなります。さらに後述するアンプリゾン方式を採用するフレンチタイプルーレットではさらに1.35%まで控除率が下がります。
ホールの並びが違う
またホールに印字してある数字の並びが違います。並びが違うとベット方法や戦略も異なりますので注意してください。
イーブンマネーベットの表記が分離
フレンチ | アメリカン |
フレンチタイプルーレットはイーブンマネーベットのベット位置が反対側に分離しています。たとえば赤と黒のベット位置をみてください。フレンチタイプは赤と黒の位置が反対側に分かれているのに対して、アメリカンでは同じサイドにあります。
アンプリゾン(EnPrison)方式とは
アンプリゾン方式とは勝率がほぼ50%のイーブンマネーベットに適応されるルールです。イーブンマネーベットには赤黒、偶数奇数、前半後半があります。
ルレンチルーレットと命名されているものでも、アンプリゾンルールを採用していない場合がありますので注意が必要です。
アンプリゾン方式ではイーブンマネーにベットして0が出た場合、ベット額の半分が返却されて、半分が保留されるというルールになります。
例えば10$黒に賭けたとして、0が出たら5ドルは返却され、5$は引き続き黒ベットに保留されます。そして次に黒がでれば5$が戻ってきます。赤が出れば没収です。保留されたベットで勝っても保留された金額が戻るだけで利益配当はありません。
オンラインカジノではラ・パルタージュ(La Partage)方式が採用
オンラインカジノでは上記のアンプリゾン(EnPrison)方式を少し改変したラ・パルタージュ(La Partage)方式がとられます。ラ・パルタージュ(La Partage)方式はイーブンマネーベットに賭けて0が出た場合、半分が没収され、半分が返却されます。本来保留されるベットは没収になるので上記のアンプリゾン(EnPrison)方式より若干不利になります。
ただし、アメリカンタイプやアンプリゾン(EnPrison)がないヨーロピアンルーレットに比べて有利には変わりありませんので、ルーレットはルレンチを選択するのが賢いと思います。
特にマーチンゲール法などをやられている方はフレンチタイプルーレットを選択するのは必須だといえるでしょう。
オンラインカジノではライブパリスにフレンチタイプルーレットがあります。
オートルーレット ラバルターとゴールドフレンチ・ルーレットがこのラ・パルタージュ(La Partage)方式を採用しています。
以下のランキングのカジノはどれもこのライブパリスを採用していますので、フレンチルーレットを楽しむことができますよ!
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