10分でわかる!クラップス(Craps)のルール 【早わかりカジノゲーム】
クラップス(Craps)はカジノの中でも代表的なゲームであるにも関わらず、賭け方が複雑なためマスターできない人も多いと思います。
そこで今回は細かい部分は端折って、重要なポイントだけに絞ることで、初心者が簡単にクラップス(Craps)をマスターできるように解説していきます。
まず初心者が覚えなければいけない重要な2点は
- ダイスの確率
- パスラインベット
2点になります。ダイスの確率はクラップスの戦略を決めるうえで重要です。
またパスラインベットはすべての賭けの基本になるので、これをマスターすればあとは少し応用すれば他の賭けも簡単に理解できるようになります。
このページでは上記2点、ただしダイスの確率は一目するだけで理解できると思うので理解すべきはパスラインベットになります。しっかりマスターしてください。
網羅的に学びたい方は以下のページで学習してください。
動画で解説
まずはダイスの確率を覚えよう!
クラップスは2つのダイスの目を当てるゲームです。そしてダイスの確率をもとに配当が作られています。つまり出やすい目は配当が低く、出にくい目は配当が高いということです。
そのためダイスの確率についてざっくりとしたイメージを持っておけば、配当について大まかな予想ができます。
ローリスクローリターンで行くのか、ハイリスクハイリターンでいくのかなどの戦略もダイスの確率をしっていなければ立てることができないのでしっかりマスターする必要があるといえるでしょう。
出目 | ダイスの出方 | 36通り | 確率 |
---|---|---|---|
2 | 1 | 2.77% | |
3 | 2 | 5.55% | |
4 | 3 | 8.33% | |
5 | 4 | 11.11% | |
6 | 5 | 13.88% | |
7 | 6 | 16.66% | |
8 | 5 | 13.88% | |
9 | 4 | 11.11% | |
10 | 3 | 8.33% | |
11 | 2 | 5.55% | |
12 | 1 | 2.77% |
※小数2位未満は切捨
上記の図を見るとわかるように7が確率が高く、7から離れるほど確率が低くなります。
細かい確率は覚える必要はありませんが、ざっくりとしたイメージは持っておきましょう。
シリーズの流れを覚えよう
クラップスはプレーヤーの中からシューター(ダイスを振る人)を選び出し、ゲームを進めていきます。一人のシューターは一回から数回ダイスを振ることになりますが、この一連の流れがシリーズと呼ばれています。このシリーズに沿ってクラップスの賭けが作られていますので、シリーズの流れを理解することは重要です。
シューターが振る一投目のことをカムアウトロールと呼びます。カムアウトロールで7・11のいずれかがでることをナチュラルといい、2・3・12のいずれかがでることをクラップスと呼びます。
この場合、同じシューターがもう一度カムアウトロールを振ることになります。(シューターの交代はありません)
7・11・2・3・12以外の目のことをポイントナンバーと呼び、カムアウトロールでポイントナンバーが出ると、その目がポイントになります。
(ポイントナンバーはテーブルに印字してある。4,5,6,8,9,10の番号のこと)
ポイントが決定するとディーラーがポイントの上にマーカーをおきます。こうすることで途中参加したプレーヤーでも状況を確認することができます。
あとはそのポイントが出るか、7の目が出るまで同じシューターが振り続けます。決定したポイントが出るか、7の目かポイントが出たら、そこでシリーズが終了します。
ポイント決定後、ポイントが出る前に7の目がでることをセブンアウト(seven out)と呼びます。セブンアウト(seven out)の場合、シューターは交代。ポイントナンバー出た場合、同じシューターが次のシリーズもダイスを振ります
シューターは必ずパスラインかドントパスのいづれかに賭けなければいけません。
パスラインベットを覚えよう
PASS LINEと書かれた枠内にチップをおきます。
パスラインベットはクラップスの賭けの中で基本中の基本です。このパスラインベットを覚えることでクラップスの賭けの8割は理解できると思います。
パスラインベットはカムアウトロールでのみ賭けることができます。カムアウトロールで7か11の目が出たら勝ち、逆に2か3か12の目が出たら負けになります。
ポイントナンバーが出た後は、ポイントナンバーが出れば7の目より先に出れば勝ち、ポイントが出る前に7の目が出てしまったら負けです。
例えばカムアウトロールで5の目が出たとしましょう。ポイントナンバーが5に決定して、その後5の目がでれば勝ちです。6の目が出る前に7の目が出てしまったら負けというわけです。
配当は1:1(2倍)。どこの時点で勝っても同じです。
控除率ゼロの賭け!オッズベット
パスラインベットに賭けてポイントナンバーが出た後、オッズベットと呼ばれる賭け増しを行うことができます。勝敗は本体のパスラインベットに従います。つまりポイントナンバーが出れば勝ち、その前に7が出れば負けです。
オッズベットの配当ははパスラインベットの配当とは別個に計算され、決定したポイントナンバーの確率によって配当が異なります。オッズベットの特徴はカジノの控除率がゼロということです。つまり他の賭けに比べて有利な賭けということができるでしょう。
ただし無制限に賭けられるのではなく、上限があります。パスラインに賭けたベットの1倍(もしくは2倍)までが通常。
あとで紹介しますが、パスラインベットのみならず、ドントパス、カム、ドントカムにおいてもオッズベットをすることができます。オッズベットはポイントナンバーが出た後、勝負が決まる前ならいつでも賭けることができますし、いつでも中止してベットの返却を受けることができます。
ポイント | 4 | 5 | 6 | 8 | 9 | 10 |
---|---|---|---|---|---|---|
配当 | 2:1 | 3:2 | 6:5 | 6:5 | 3:2 | 2:1 |
ポイント | 4 | 5 | 6 | 8 | 9 | 10 |
---|---|---|---|---|---|---|
配当 | 1:2 | 2:3 | 5:6 | 5:6 | 2:3 | 1:2 |
パスラインの実践例①
さあ、ここまでの知識を実際の例で確認してみましょう。
パスラインに5$ベットします。
シューターの第一投目カムアウトロールで6の目が出ました。これでポイントナンバーが6と決定。あとは6が先に出れば勝ち、7が先にでれば負けです。
2投目で11が出ました。これはポイントナンバーでも7でもないので勝負には関係ありません。引き続き同じシューターがダイスを投げます。
3投目でポイントナンバーの6が出ました。ポイントナンバーが出たのでパスラインに賭けたプレーヤーの勝利です。
パスラインベットは1:1の配当(賭け金合わせて2倍)、5$賭けていますので10$になって帰ってきました。
パスラインの実践例②オッズあり
パスラインに賭けてカムアウトロールで9の目が出ました。ポイントが9に決定。
ここでパスラインの賭け増しであるオッズベットを行います。最初に賭けたチップの裏側にチップを置きます。
オッズベットの勝敗は本体の賭けと一体になりますが、配当は別計算になります。また決定したポイントによって配当が異なります。
たとえばポイントが9の時と8の時では配当が違うということですね。
ポイントナンバーの9が出て勝利です。
配当は
パスライン部分 1:1(賭け金合わせて2倍)→5$賭けたので10$
オッズ部分 3:2(賭け金合わせて2.5倍)→5$賭けたので10.25$
合計22.5$
このように別個に計算されるので注意してください。
ここまでしっかり理解できたら、クラップスのルールの8割はマスターしたといっても過言ではありません。パスラインのルールと比較しながら、他の代表的なルールの解説を読んでください。
パスラインの反対のドントパス
ドントパスはパスラインの反対の賭けになります。
カムアウトロールでのみ賭けることができます。パスラインと全く逆で一投目カムアウトロールで7・11が出たら負け、2・3が出たら勝ちです。12が出たら引き分けになります。
ポイントが決まった後は7が出たら勝ち、ポイントが出たら負けです。
カムアウトロールで12の目で引き分けること以外まったく正反対の賭けになります。
配当は1:1(賭け金合わせて2倍)です。
カムアウトロール以外で賭けたい!カムベット
パスライン、ドントパスはカムアウトロールでしか賭けることができませんでした。しかしすべてのプレーヤーが必ずしもゲームの最初からいるとは限りません。
そこでいつでもパスライン、ドントパスと同様の賭けをカム、ドントカムですることができます。
パスライン≒カム
ドントパス≒ドントカム
賭けの仕組みは全く同じです。唯一の違いはパスラインはカムアウトロール(シューターの一投目)でしか賭けることができないのに対して、カムベットはカムアウトロール以外で賭けることができるということです。
ポイントナンバーに直接賭けたい!プレイスベット
プレイスベットはパスラインベットのポイントポイント決定後の仕組みだけを切り取った賭けになります。
つまりポイント決定後、好きなポイントナンバーにベットをし、そのポイントがでれば勝ち、その前に7がでれば負けになります。
カムアウトロールで決まったポイントに賭けなければいけないわけではないので注意してください。
プレーヤーが自分でチップを置くことはせず、ディーラーの前にチップを置いて「place the 6」と伝えてください。
この賭けは勝負が決まる前であればいつでも取り下げることができます。
プレイス | 4 | 5 | 6 | 8 | 9 | 10 |
配当 | 9:5 | 7:5 | 7:6 | 7:6 | 7:5 | 9:5 |
プレイスベットの変形!バイベットとレイベット
バイベットはプレイスベットと賭けの仕組みは全く同じです。ただし配当計算が違います。勝利した場合、純粋な確率から算定された配当に賭け金の5%の手数料(ウィッグ)を引いた額を受け取ることができます。
5%の手数料(ウィッグ)は賭けの前に取られる場合と勝利して配当を受け取るときに徴収される場合の2通りがあります。
5・6・8・9に賭けるならばプレイスベットが有利、4・10に賭けるならバイベットが有利です。
BUYベット配当
バイ | 4 | 5 | 6 | 8 | 9 | 10 |
配当 | 2:1(-5%) | 3:2(-5%) | 6:5(-5%) | 6:5(-5%) | 3:2(-5%) | 2:1(-5%) |
バイベットの反対がレイベットです。レイベットは賭けたポイントよりも7が先にでることを予想して賭けるベットです。
ドントパスに対応したベットと思えば理解しやすいでしょう。
レイベットも勝利した時、3確率に基づく配当計算から賭け金の5%が引かれた額の配当を受けることができます。
LAYベット配当
レイ | 4 | 5 | 6 | 8 | 9 | 10 |
配当 | 1:2 | 2:3 | 5:6 | 5:6 | 2:3 | 1:2 |
まとめ
クラップスの賭けは同じシューターがダイスを振るシリーズに従って作られています。
第一投目であるカムアウトロールで賭けることができるのが、パスラインとドントパス。
パスライン⇔ドントパス
ポイントが決まってから、パスラインとドントパスと同様の賭けを行うカム、ドントカム。
カム⇔ドントカム
ポイント決定後、ポイントに直接賭けるプレイスベット(バイ、レイ)。
プレイス=バイ⇔レイ
ここまでがクラップスの基本中の基本の賭けです。パスラインをマスターすれば、後は芋づる式に理解できると思います。
上記で紹介していない賭けもありますが、控除率が高くカジノ側有利の傾向が強くなります。必要に応じてマスターすれば十分です。
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