【ルーレット】Wストリート5ベット法解説と哲式アレンジ法

ルーレットのシステムベットの一つであるWストリート5ベット法を解説します。Wストリートベットを5つ押さえるベット方法で勝率81%と高確率で勝利できるベッティングシステムになります。ただし同時に致命的な弱点も抱えているシステムでもあります。ここではWストリート5ベット法の基礎知識とさらに私なりにアレンジした方法を紹介します。

Wストリート5ベット法とは

Wストリート5ベット法とは、配当6倍(5:1)のWストリートベット(6箇所当たり)に5か所賭けるベットシステムです。

5か所賭けることで6箇所×5=30か所を当たりの目にすることで高い勝率を作り出すことができます。

上図ではwストリートベット①(1~6)②(7~12)③(13~18)④(19~24)⑤(25~30)の5か所にベットしています。それで当たりの目が1~30の30か所、外れの目が31~36と0の7か所。

ちなみにwストリートベットどこに賭けても構いませんが、当たり目が重複しないようにベットしてください。

Wストリート5ベット法の勝率

当たりの目が30か所、外れの目がヨーロピアンタイプで37か所、アメリカンタイプで38か所あります。よってWストリート5ベットの勝率は0が一つのヨーロピアンタイプだと30/37(約81%)、0と00があるアメリカンタイプだと30/38(約79%)になります。

Wストリート5ベット法の控除率

Wストリート5ベットの控除率を計算しましょう。ルーレットには大きく0が一つのヨーロピアンタイプと0と00があるアメリカンタイプがあります。それぞれ計算します。一か所に1$賭けたとして計算しましょう!

ヨーロピアンタイプルーレット(本来の控除率=約2.7%)

勝った時(利益1$×当たり目30か所/全体37か所)-負けた時(損失5$×外れ目7か所/全体37か所)=-5/37$(約13.51%)

アメリカンタイプルーレット(本来の控除利=約5.4%)

勝った時(利益1$×当たり目30か所/全体38か所)-負けた時(損失5$×外れ目8か所/全体38か所)=-10/38$(約26.32%)

ヨーロピアン アメリカン
勝率 約81% 約79%
本来の控除率 約2.7% 約5.4%
Wストリート5の控除率 約13.51% 約26.32%

ここで確認していただきたいのは、Wストリート5ベット法を適用することで、控除率は単体でWストリートベットをするときよりも大きく上がってしまうということです。

これはWストリート5法は当たった時、5か所賭けて1か所のベットがあたるので、当たりを生み出さないベットを必ず生んでしまうことに起因します。

もう少し詳しく説明するとWストリート単体で5回賭ければ5連勝する確率があるのに、Wストリート5ベット法の場合、当たり以外の4か所のベットは外れてしまうからです。その分が控除率の上昇になって現れます。

wストリート5ベット これまでのまとめ

  • wストリートベット(配当6倍)に5か所ベット ※ただし重複しないように賭ける
  • 当たり=30か所、外れ=ヨーロピアン7か所(アメリカンだと8か所)
  • 控除率 ヨーロピアン約13.51%、アメリカン約26.32%

Wストリート5ベット法のメリット

メリットはある程度高い確率で勝利できることと負けの額も5単位分と管理可能な範囲に収まっていることが挙げられます。例えばマーチンゲール法は高い確率で勝利できますが、負けた時に損失額が無限大です。そこへ行くとWストリート5ベット法は管理しやすい方法といえます。

Wストリート5ベット法のデメリット

デメリットはやはり膨れ上がってしまう控除率でしょう。ヨーロピアンタイプならば本来2.7%の控除率で済んでいたのにWストリート5ベットを適用すると途端に控除率が5倍に膨れ上がってしまいます。ここがこのベッティングシステムが持っている致命的な弱点といえるでしょう。

ヨーロピアンタイプルーレットがお勧め

もしWストリート5ベットを行おうと考えるならば、0が一つのヨーロピアンタイプやフレンチタイプのルーレットを選んでください。0と00があるアメリカンタイプルーレットでは控除率は約26.32%に膨れ上がりシステムベットとして破綻しています。

動画で解説

哲式アレンジWストリート5ベット法

私(哲)が、私ならこう賭けるとアレンジしたWストリート5ベット法を紹介します。Wストリート5ベット法にマーチンゲール法の考え方を取り入れて勝率を上げていこうとするものです。

これはベット額を3段階で設定してWストリート5法を行う方法です。この方法は損失ラインが明確に決まっているため、負けたとしても大けがを負わずに済むという利点があります。

1ステージ:1単位(勝ち=利益1単位・負け=損失5単位)

2ステージ:2単位(勝ち=利益2単位・負け=損失10単位)※移行ライン:0単位

3ステージ:3単位(勝ち=利益3単位・負け=損失15単位)※移行ライン:△5単位

各ステージで負けたら、次のステージに移行し、負けを取り返すまでそのステージでベットします。最高3ステージまで上がり3ステージ目で負けを取り返す前に負けてしまったら、そこで撤退します。

・ステージ下落について補足

ステージ下落とは負けて一度ステージが上がってしまったが、そのステージか次のステージで勝った時のことです。(例:3ステージ→2ステージ)

この時、移行ラインを上回れば次のステージに下落します。たとえば3ステージにいったら、移行ラインの△5単位以下に損失を減らすことができれば2ステージに移行して2単位ベットになるということです。

・ステージ上昇について補足

ステージの上昇とは負けてベット額を上げることです。(1ステージ→2ステージ)

総合損失が移行ラインを上回れば次のステージに移行します。損失が移行ラインに達してないならそのステージにとどまります。

例えば1ステージで合計損益が+60の時、負けて合計損益+10$になった。ただ1ステージの許容損失額以内なので1ステージをそのまま続けるというわけです。

このようにベット額を設定します。マーチンゲールと言っているのに3ステージは2ステージの倍ではなく、3単位にしているのは負けた時の損失額を抑え込むためにです。攻めの姿勢で行くなら純粋にマーチンゲールを適用して4単位ベットにしても構いません。

では上記の動画での例をもとに具体的に検討していきましょう。

1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
1st ×
損益 +10 +20 △30 +20 +30 +40 +50
2st
損益 △10 +10
3st
損益
10回 11回 12回 13回 14回 15回 16回 17回 18回
1st × ×
損益 +60 +70 +20 △30 +20 +30 +40
2st
損益 △10 +10
3st
損益

ピックアップして解説しますと1ステージでは1単位10$ベットスタート。これをwストリートに5か所置きます。(合計50$ベット)

3回目に初めて負けて-30$になっています。ここで2ステージに移行して1単位20$ベットになります。これを5か所置きますので2ステージでは合計ベット額は100$です。

3回目、4回目と連勝して損益がプラスになったので1ステージに移行します。

12回目に1ステージで負けていますが、2ステージの移行ラインは0単位ですので、いまだそれ以上の利益を維持しているので1ステージを続行します。(参考:上記の「ステージ下落について補足」を参考してください)

まとめ

上記がWストリート5ベット法です。勝率は高いですが、同時に控除率も高くなるのがネックです。あくまで短期決戦で少し稼ぐ程度に収めてください。哲式アレンジ法でも目標は10単位の利益を出す程度にとどめておくことが賢明だといえます。

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