実践!驚異のカジノ必勝法マーチンゲール法で250$負けwww

古典的なカジノ必勝法といわれるマーチンゲール法について解説します。

マーチンゲール法とは、勝率50%に近い賭けに負けるまで最小単位で賭けていって、負けたら賭け金を2倍にしていく賭け方です。よく倍プッシュといわれる賭け方になります。適用できる賭け方にルーレットのイーブンマネーベット、クラップスのラインベット、バカラのプレーヤー側へのベットがあります。

マーチンゲール法とは

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つまり最初に5ドル賭けたとしたら、負けるまで5ドルで賭けていって、負けたら次は10ドルで賭けます。さらに負けたら20ドル、40ドル、80ドル、160ドル・・・という風に累進的に賭け金を増やしていきます。

そして勝ったら、また最初の5ドルに戻して賭けを進めます。この賭け方では負けたら、次の賭けで「今までの負け」+「最初の単位の賭け」を勝てるように賭け金を調整することです。勝った時は常に最初の単位の賭け金分の利益が出ます。(例では5ドル)

マーチンゲール法の限界

マーチンゲール法は理論的には必勝法ですが、現実には2つの制限があるため必勝法ではありません。

① カジノ側のベット制限(MAXベット)

② プレーヤー側の資金余剰の問題

①カジノ側のベット制限とは、カジノは無制限に賭け金を受けいるわけではなく、テーブルによってそのリミットが決められています。つまり1000$のリミットならば一度に1000ドルしか賭けられないということです。

そのため、負けた場合、賭け金を倍々にしていくには限界があるということです。

②プレーヤ側の資金余剰の問題とは、プレーヤー側も資金に限りがありますので、無限に賭け金を倍々にしていくことは現実的に不可能というわけです。下の表をみてください。

※ただし勝率は50%と仮定。小数点第3位四捨五入

賭けた回数(負ける確率) 賭ける金額 利益
1回目(50%) 5$ 5ドル
2回目(25%) 10$ 5ドル
3回目(12.5%) 20$ 5ドル
4回目(6.25%) 40$ 5ドル
5回目(3.13%) 80$ 5ドル
6回目(1.56%) 160$ 5ドル
7回目(0.78%) 320$ 5ドル
8回目(0.39%) 640$ 5ドル
9回目(0.20%) 1280$ 5ドル
10回目(0.1%) 2560$ 5ドル

※表の読み方

例)5回目をみてください。5回目(4連敗して次のベット)で賭けるベット額が80$、そしてその5回目のベットで負ける確率が(5連敗する確率)3.13%。また勝った時のトータルの利益が5$、ということです。

最初の賭け金は5ドルなのに9回負けたら、次の10回目のベットが2560ドルまで賭け金が膨れ上がります。もしベット制限がなく無制限に賭けられるとしても、負けるたびに累積に増えていく賭け金を用意するのは難しいということです。

9連敗・10連敗というのはカジノにおいて、そこそこあることなのです。そして数千ドルで勝っても純利益は5ドルというハイリスク、ローリターンという賭けになってしまいます。

また重要な点は上図ではカジノの控除率を考慮せず、勝率を50%として計算しています。通常カジノゲームは配当を1:1(2倍)にしていても、勝率は50%を少し下回ります。これが控除率と呼ばれるもので、カジノの確率的な取り分を意味します。

よって本来の確率は上図よりも、もっと低い数字になります。

0.1%の確立なんて来るわけがない!

マーチンゲールを行おうとする人の多くは、10連敗する確率は0.1%、「0.1%の確立なんて来るはずがない」といいます。たしかに一回だけマーチンゲール法をやるならば10連敗に遭遇するケースはほとんどないでしょう。

しかしマーチンゲール法は最初の賭け金をなるべく小さくして行うため(そもそも10回倍々で賭けようとすると一回の賭け金をミニマムにしないとベット制限に引っかかるケースがほとんど)、1回勝って満足という人は少ないと思います。

たとえば1$スタートでマーチンを行うとき100$稼ごうと思ったら100ターン分マーチンゲール法を行う必要があります。そうすると確率は0.1%で済むはずがありませんよね。マーチンゲールは稼げば稼ぐほど連敗に遭遇する確率が上がるということになってしまうのです。

そして確率的にはゲームの控除率分負けるという結果は、なにも考えないでベットするときと変わらないのです。

マーチンゲール法の使いどころ

とはいえマーチンゲール法は優秀な資金管理法には違いありません。マーチンゲール法で大きく勝つことは不可能ですが、小さく資金の増やすだけならば、かなり高確率で資金を増やすことができます。

だいたい最初の賭け金の5倍、6倍程度ならば増やすだけならばそれほどリスクなく増やすことができます。たとえば最初の賭け金が5ドルならば25ドルか30ドル程度ですね。

ただし、負けが込んだときに最後まで賭け金を増やしていくのではなく、目標金額前後で賭けを打ち切って負けを認めてテーブルを去ることが重要です。5ドルならば4連敗して40ドルベットして負けたら、負けを認めてテーブルを離れるということです。

そうすることで致命的にダメージを受けることを避けることができます。

マーチンゲール法を実践するにはどのゲームが最適

マーチンゲール法はさまざまなイーブンマネーベット(倍率2倍の賭け)で応用できますが、一番有利に進めることができるのはバカラのプレーヤーベットです。

たとえばルーレットのカラーベットと比較してみましょう。ルーレットではアメリカンタイプで勝率47.64%、ヨーロピアンタイプで48.64%です。一方、バカラでプレーヤー側に賭けると勝率49.32%です。

ブラックジャックの場合ルールによってバカラより有利になる場合もありますが、基本的にはバカラが一番有利と考えていいでしょう。

ブラックジャックの場合、基本的な勝率は50%を大きく下回りますが、プレーヤーにはスプリットやダブルダウンといった特権があるため、収支的にはバカラと同じか、それ以上になることがあります。

ダブルダウンやスプリットをするということはベット額が予期せず増えることを意味していますので、マーチンゲールが成立しなくなってしまいます。

ただしバカラが有利と言いましたが、バカラでバンカー側に賭けるのはNGです。なぜならバンカー側で勝った場合、5%のコミッションが差し引かれるため、マーチンゲール法が成立しなくなってしまうからです。勝利が6回目以降で勝利した場合、勝利しても損失が出ることになります。

マーチンゲール法実践

いつものようにワイルドジャングルで実践することにしました。

ワイルドジャングルのバカラのは

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サイドバーのテーブル&カードゲームを選択

bacce3

その他を選択。

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一番上にバカラがありますので、ここに入ります。

ワイルドジャングルのバカラのリミットは300$。結構小さ目です。ライブバカラならばもう少し上限があるのですが、ライブは回転遅いですからね。

最小賭け単位は5ドルとします。1ドルから賭けることができますで、自分のお好みで設定してください。

目標金額は+50ドル!

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初めに400ドル入金しました。これで5連敗までできます。5、10、20、40、80、160ですね。最後の160ドルで勝てなければベット制限の点でも資金の点でも終わりです。

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結構調子が良くてあっさり50$達成してしまいました。やー調子がいいな。こりゃ+100ドルまでいけるかなということで100ドルまでもっていこう!

が!

2負後の20$ベット。

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6VS1で負け

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40$ベット。バンカー8でナチュラル負け!

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80$ベット。バンカー6VS1で負け。

もう~。一気に熱くなりました。

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最後の160$ベット!

バンカー4VS1で負け!

合計250$負け!

ギャーって感じです。

ホント死にたい。。

これがマーチンゲール法の怖さです。

マーチンゲール法で資金を増やそうと考えている方は「マーチンゲール法の使いどころ」の項目をしっかり読んでリスクを最小にしてくださいね。

①目標利益額は最小賭け金の5、6倍に設定。

②目標利益額程度負けたら、賭けを打ち切ってテーブルを離れる

これですよ。

とことんやってしまうとかなりリスクが大きい賭けになってしまいます。

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