僕が5000ドル勝ったマーチンゲール法を徹底解説/カジノ攻略
1000ドルスタートで始めたマーチンゲール法!どこまで稼げるか検証の結果、3ヶ月程度で5000ドル勝つことができました!(私のマーチンゲール法のやり方は一番最後に)
今日はそんなマーチンゲールのやり方、メリット、デメリット、また必要な軍資金、確率、破産しない方法など自分なりのアレンジ方法などを紹介します。
マーチンゲール法とは
マーチンゲール法とは50%付近の勝率のゲームにたいして用いられるシステムベット方法の一つです。やり方は簡単で負けたら賭け金を倍にしていって、勝ったら最初のベット額に戻して賭ける方法です。
例えば、最初に1ドルでベットしたとしましょう。1ドル賭けて負けたら、次のベットを2ドルする。そして勝つまでベットを倍々にしていきます。そして勝ったら最初の1ドルに賭け金を戻します。
どこで勝利しても、最初の賭け金分だけ儲けることができます。最初のベットが1ドルなら1ドルの利益が、5ドルならば5ドルの利益が得られます。最初で勝っても10連敗した後に勝っても利益の額は変わりません。
マーチンゲール法は多くのシステムベットの基礎になっている考え方で、カジノのベッティングシステムは「マーチンゲール法に始まり、マーチンゲール法で終わる」といっても過言ではありません。
マーチンゲール法の確率表
1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | |
ベット | 1$ | 2$ | 4$ | 8$ | 16$ |
確率 | 50% | 25% | 12.5% | 6.25% | 3.14% |
6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | |
ベット | 32$ | 64$ | 128$ | 256$ | 512$ |
確率 | 1.56% | 0.78% | 0.39% | 0.20% | 0.1% |
※小数点3位以下四捨五入
勝率50%のゲームに対してマーチンゲールを実践した時の確率表です。たとえば最後の10回目でベット512ドル、確率0.1%というのは最初1ドルベットでマーチンゲール法をはじめてから9連敗して、10回目に賭けるベットが512ドルということ。そして10連敗する確率が0.1%ということです。
ただしカジノゲームには控除率がありますので,実際の確率は表よりも下がります。例えばルーレットの赤か黒にベットするならば、0と00の存在があるため、勝率は50%より少し下がるという具合です。
マーチンゲール法は理論的には必勝法
マーチンゲール法はどんなに負け続けても最後に勝利すれば最初のベット分勝利できます。そのためマーチンゲール法は勝つまで続けることができれば100パーセント勝利できる理論的には100パーセント勝てる必勝法です。
ただし、現実には2つの限界があるためカジノでは必勝法になりえません。
最高ベット額が制限されている
カジノのどんなゲームにも最高ベット額が設定されています。最高ベット額以上はかけることができません。そうすれば「勝つまで賭ける」ことができなくなります。最低ベットが1ドルで最高ベットが1000ドルならば10回目で勝利しなければマーチンで利益を出すことはできないということです。
この最低ベッットと最高ベットの差が広いほどマーチンゲール法にとって有利になります。
ランドカジノではその幅がどれくらいかというと比較的、最低ベット額と最高ベット額の幅が広いマカオのカジノでは500香港ドル〜2000000香港ドルと4000倍(12回)、韓国では10000ウォン〜3000000ウォンと300倍(9回)地域やカジノによってことなります。
オンラインカジノではゲームにもよりますが、代表的なライブバカラを例に出しますと最低5ドル〜最高10000ドルとマーチンでのベット11回ベットすることができます。
つまり、だいたい10回ベット前後(10連敗前後程度)の回数をマーチンゲールでベットすることができるというわけです。
資金量に限界がある
たとえ最高ベットの制限がなく無制限にベットできたとしても、プレーヤーの資金以上のベットをすることができまん。100万ドルかけていいと言われても1000ドルしか資金がなければ最高で1000ドルしか賭けることができないのです。
マーチンゲール法は連敗した時、ベットする額が倍々で増えていきますので少し負けがこむととんでもない金額をかけなければ成り立たなくなってしまうのです。
上記2点から、マーチンゲール法はカジノ必勝法になり得ないのです。
結局、控除率分負けるようにできている
マーチンゲール法に限らず、いかなるシステムベットは確率的に控除率分負けるようにできています。控除率5%のゲームならば、100ドルかけて5ドル失う計算です。
例えば0と00があるアメリカンタイプのルーレットで赤にベットして勝利すると賭け金と同額の利益(2倍)を得ることができますが、赤と黒以外に0と00があるため、確率は約47.36パーセントと50パーセントよりも低くなります。
この50%−47.36%=2.64%部分がカジノの控除率になります。これを100分率に直すと2.64×2倍(2.64%は50%に対する確率のため2倍する)=5.28%。
つまり100ドル賭けるたびにその5.28%、100ドル×5.28%=5.28ドルだけ確率的に負けることになります。これは100ドルを100回(合計10000ドル)かけようが、一度に10000ドル賭けようが、賭け金に対して5.28%負けるという確率は変わりません。
マーチンゲール法をはじめとするどんなシステムベットを駆使しようと賭け金合計額に控除率を賭けた額を負けるようにできています。(確率的に)
2マーチンゲールは勝率が高いのですが、これはカジノの控除率を克服することを意味しません。単に負けを少し未来に先延ばしするベットであるというだけです。
マーチンゲール法はカジノやオンラインカジノで禁止されているか?
マーチンゲール法はカジノやオンラインカジノで禁止されているのではないかという疑問を持つ方がいるのですが、基本的にはOKです。複数のオンラインカジノで自由にやってくださいとの回答を得ていますし、ランドカジノでも禁止されているという話を聞いたことがありません
マーチンゲール法は上記で書いた通り、限界がありますのでカジノ側は禁止するまでもないということです。そしてマーチンゲール法頼りのプレーヤーの多くがトータルで負けているという事実もあるのでしょう。
必要資金と目標利益額
とはいえマーチンゲール法は単純でわかりやすく、資金管理もやりやすいので優れたベッティングシステムであることは変わりありません。問題はいかに勝っている間にやめるかです。
マーチンゲール法で必要な資金はだいたい100倍から1000倍といわれています。1000倍と少しあれば、9連敗まで許容することができます。10回連続で負ける確率は0.1パーセント。負ける確率をかなり低く抑えることができます。
100倍(正確には63倍)であっても5連敗まで許容でき、6回連続で負ける確率は1.56%。
(注)控除率があるために実際の連敗確率はもっと高くなります。
そして目標利益額ですが、資金額の10%程度に抑えるべきです。つまり資金額が1000ドルで10ドルベットスタートならば、100ドル勝ったら引き上げるということを意味します。それ以上の利益を狙うことはかなりの危険が伴うといっていいでしょう。
負ける確率が1.56%と行っても10ターン分繰り返せば確率は跳ね上がります。(だいたい14.5%程度)負けた時に資金がゼロになることを考えればかなりリスクが高い数字です。
勝率が高い分、負けた時のダメージが大きいのがマーチンゲール法ですので、だらだらとやるのだけはやめておきましょう。
破産しない方法
マーチンゲール法で怖いのは連敗が続いて、資金がすべてなくなってしまうことです。連敗が続けば続くほど加速的に賭け金が増えていくのがマーチンゲール法の怖さです。
1ドルスタートでマーチンゲール法を行っても10連敗したら次のベットは1024ドルです。(なんと最初の1000倍!)
そのため、あらかじめ許容できる連敗数を決めておくといいでしょう。5連敗までと決めたら、5連敗したら負けを認めてテーブルを去ってください。
「あらかじめ決めておく」ことが重要です。その場の状況を見ながら判断すると多くの場合うまくいきません。
マーチンゲール法に向いてるゲーム
マーチンゲール法に向いているゲームの特徴は、⑴勝率が50%に近いこと、⑵配当が2倍(賭け金合わせて)に近いことが挙げられます。
具体的にマーチンゲール法に向いているゲームとしてはバカラ(プレーヤーベット)、ルーレットのアウトサイドベットの一部(赤黒、前半後半、奇数偶数)、SIC BO(大小)があります。
上記ゲームの控除率を紹介します。
・バカラ1.36%
・大小2.77%
3・ルーレット(ヨーロピアン)2.64%
・ルーレット(アメリカン)5.26%
一番控除率が低いのはバカラ(プレーヤーベット)になります。マーチンをやるならば、オススメはバカラのプレーヤーベットになります。
マーチンゲール法に向いてないゲーム
逆に⑴勝率が50%から遠ざかれば遠ざかるほど、⑵配当が2倍以下になればなるほど、マーチンゲール法には向いていないと言えます。
とはいえ明らかにマーチンゲールに不向きなもの、例えばルーレットのシングルベットでマーチンゲール法をやる方はいないと思いますので、ついマーチンゲール法を適用したくなるけれども向いていないゲームを2つ紹介します。
バカラのバンカーベット
バカラではバンカーにベットして勝利すると5%のコミッションを取られます。このためバンカーにベットしてしまうとマーチンゲール法にならなくなります。5%のコミッション部分も賭け金と同様に倍々で大きくなるため利益が出なくなってしまいます。
例えば10ドルスタートでバンカーに賭けるとしましょう。5連敗してしまうと6戦目のベットが320ドル。この320ドルで勝利した時のコミッションは
320ドル×5%=16ドル
16ドルがコミッションで、マーチンゲールでの利益額は10ドルですので、
10ドル-16ドル=−6ドル
6戦目で勝利しても6ドル赤字になっていしまいます。このように連敗が続けば続くほど、最後に勝ったとしてもコミッション額が利益を食いつぶしてしまうためバンカーベットでマーチンゲール法を適用するのは得策ではありません。
ブラックジャック
ブラックジャックは比較的控除率が低いゲームとして有名ですが、これはあくまでスプリットやダブルダウンといったオプションを駆使した場合の話です。
単純な勝率を考えるとバカラやルーレットに比べて大きく劣ります。またダブルダウンやスプリットを行使することで賭け金が前回の4倍以上になってしまうため資金管理上もよくありません。
もちろん、その分資金に(ベットリミットも含めて)多めに用意して望むのであれば問題ありませんが、ブラックジャックのミニマムとマックスリミットはバカラよりも小さく設定されている場合が多いので注意しましょう。
私のマーチンゲール法
(30日配信企画でマーチンゲール$3000以上勝った時の動画)
私が3ヶ月で5000ドル勝った時に気をつけた方法を紹介します。ただ、これはただのゲン担ぎにすぎないので、その点はご了承を。
私が選択したゲームはバカラのプレーヤー賭け。上記の通り、数あるゲームのなかで一番控除率が低くなります。
まず1日の利益額はスタートの10倍以下に設定することです。私の場合は10ドルスタート(資金は100倍の1000ドルスタート)です。そして目標利益額は1日50ドルから80ドル。長くテーブルに居座ると必ず連敗の渦に巻き込まれます。だからこそ1日で稼ぐ額は小さく抑えて少し勝ったら即撤退を心がけます。
また1日のうちでも2勝したら、他のテーブルに移動します。
その時選ぶポイントはバンカーが2連勝以上しているテーブルを見つけること。確率的は次のゲームの勝敗に影響を及ぼさないことはわかっていますが、やはりバンカーが続けば次はプレーヤーではないかと感覚的に思ってしまうのでそれに従います。
上記2点を心がけて毎日少しづつ資金を増やすことです。焦らずゆっくりがポイントだと思います。その結果、3ヶ月ちょいで1000ドルが6000ドルに!(ただどんなに勝っても運であることは変わりません。)
実利5000ドルになったのでかなり美味しい思いができました。ただマーチンゲール法は心臓に悪いのでもうやりません(笑)
コメント
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負ける確率が1.56%と行っても10ターン分繰り返せば15.6%です。
↑これどうなんですかね?
1/300 のパチンコ10回回しても1/30にはならなくないすか?
動画いつも楽しみに見ています。
すいません。指摘の通り正確な数字ではありません。分かりやすく説明するために簡略的に示しました。
一応計算すると14.5%程度ですね。